京都労働者福祉協議会（以下:京都労福協）会長の原です。

日頃は京都労福協の活動に際し、ご協力いただいていることに感謝申し上げます。
京都労福協は全ての働く仲間の幸せと豊かさを目指して、「連帯・共同で安心・共生の福祉社会の実現」に向け、労働者福祉運動の原点である「福祉はひとつ」に立ち返り、全ての働く仲間、生活者一人ひとりに寄り添った運動を進めています。
今、私たち労働者・生活者を取り巻く環境は、「コロナ禍」や世界情勢の不安定化による「物価高騰」が続き、全ての生活者が疲弊している状況に加え、歯止めがかからない超少子高齢化問題や人手不足、地方都市の衰退、そして毎年のように起こる、地震・台風・豪雨・酷暑などの災害対策の課題が山積している状況にあります。
毎年のように起こる「災害」に対して、「防災・減災」へ徹底した強化体制を構築するとともに、夫々の災害からの復興・再生は、長期的な取り組が必要・不可欠です。
夫々の災害の実態を風化させることなく、行政や事業団体等と連携を図りながら、京都労福協も知恵を出しながら復興・再生に対して、これからも積極的に関わって行くこととします。
このように、自然界や社会全体が今までの当たり前が通用しない昨今、今こそ私たち京都労福協は、「支え合い・助けあいで、誰ひとり取り残さない福祉社会」の運動を推し進め、行政、事業団体、そして構成組織皆様にもご支援をいただき、持続可能な社会づくりに向けて、さらに運動を進めて行くこととします。
皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。